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物欲☆あんず雨

物欲☆あんず雨

第5回『ホワイトナイト』

訂正。第4回のヒキ、株主総会は終わっていた訳ではござりませなんだ…。単に、第一号議案でフェニックス計画が通った…というだけ。会自体、あのまま終了になるような印象の、大拍手喝采でござりましたゆえ…。
治も鷲津さんも、会を途中抜けしたからこそ、ロビーで二人きりvだったのでござりまするな♪
では勘つがいにめげず、こたびも第5回のネタバレ御免のレヴューもどき、始めさせていただきまする~~。
(で、またまた莫大文字数になってしまい、前後編に分けさせていただきます…)

第5回『ホワイトナイト』

大手家電メーカー大空電機の株主総会後、即座に『敵対的TOB』を仕掛ける決意をしたホライズン・ジャパン代表、鷲津政彦。
その鷲津の前に、かつて彼が、旅館を取り上げたせいで死に追いやった西野昭吾の息子・治が現れる。
3年前に会社を起ち上げた治は、そのIT企業『ハイパークリエーション』を急成長させ、今や大空電機の大株主の一人にもなっている。
治は鷲津に、大空買収の件で手を組もうと持ちかける…。

東洋TV。三島由香がキャスターをつとめる番組「プライムイレブン」のプロジェクトルーム。デスク上の各新聞が、大空の会長だった大木昇三郎の死去を伝えている。
大空電機株主総会の映像の中に、西野治の姿を見つける由香。
「群がって来たんだよ」と、一緒に見ていた由香の上司。「死にかけた獲物に、ハゲタカたちが…」

新興IT企業・ハイパークリーション。その社長室で部下に、ホライズンと決裂した事を告げる治。
今後を問う部下に、「仕掛けるよ」と言い放つ治。「戦争だよ、戦争」

ホライズンのオフィスでは、ハイパークリエーションのバックに、MGS銀行の副頭取・飯島亮介がついている事などが話し合われている。
飯島は、かつて三葉銀行で陰の実権を握っていた男。
現在、大空電機で再生担当役員をしている芝野健夫の元上司でもある。ホライズンにとっても、因縁浅からぬ相手。その飯島がバックについているとなると、西野の資金力はバカにならない。

TOBの準備をすべく部下たちが去ったあと、中延五郎だけ呼び止める鷲津。
鷲津は中延に、中国の電機メーカー・テクスン社・社長との会見をセッティングするよう頼む。
三島製作所の件で、鷲津の思惑に気付いているらしい中延…。

記者会見で、大空電機にTOBを仕掛ける事を正式発表する鷲津。
899円だった株価に、プレミアムをつけて1,150円で、51%以上の買い付けを目指すと言う。
本格的に金で決着をつけようと動きだした鷲津に、由香は厳しい声で質問する。
経営権を取ったら、リストラを断行するのか…と。前向きなリストラはあくまで必要、とのみ答える鷲津。

大空電機・社長室。ホライズンにTOBを仕掛けられた事で、動顛している社長・塚本邦彦。
芝野のアドバイスもろくに聞かないほど、『大木会長の居ない大空』の孤立無援ムードを不安がる塚本。その塚本に、MGS銀行の飯島から呼び出しが…。

大木会長の墓前で手を合わせ、瞑目している鷲津。
大木が、鷲津に遺した最後の言葉。「やりなおしたいんなら、何もやらない事だよ」

墓所をあとにする鷲津の前にあらわれる由香。ホライズンのTOBを非難し、大木の最後の手紙に、何も感じなかったのか、と鷲津に問う。
鷲津は逆に、大木を追い込んだのはマスコミだ、と断罪する。『経営のカリスマ』などと美談で持ち上げて、自分の会社にメスを入れる事が出来なくなるくらい、がんじがらめにしてしまったのでは…と。
今まで気付かなかった、恩人・大木が抱えていた根深い苦悩に、初めて思いが及んだらしい、由香。

塚本と共に、飯島の元へ向かう車中、シートに置かれた一冊の本に気付く芝野。読み込まれてボロボロになっているそれは、大木会長の著書「大木流経営術」。
塚本はそれを、暗記までしているという。大空電機は、工場のネジ1個1個にまで『大木昇三郎』が宿っている…。「跡を継ぐものは地獄だよ」と、塚本。

テクスン社との会見に赴くべく、ホライズンを発とうとしている鷲津。今回の件はアランたちにも内密…。中延は、この行為は本社への重大な裏切り行為になる、と、鷲津を案じる。覚悟の上、と中延に言う鷲津。

料亭で、飯島と会っている芝野と塚本。
飯島が二人に引き合わせたのはハイパーの社長・西野治。それが、西乃屋旅館の跡取り息子だった治と判り、驚く芝野。
治は、ホライズン社に仕掛けられているTOBに対し、『ホワイトナイト』として大空を援助したいと申し出る。
念の入った事に、「大木流経営術」を取り出して「私のバイブルです」と持ち上げたりもする治。

上海のホテルで、中国電機メーカー・テクスン社のリー・ジェンミン社長と会っている鷲津。
彼は、自分達が買収したあとの大空電機を、テクスン社に任せたいと依頼する。テクスン社で丸ごと大空を引き受けてもらえれば、大空電機という名前も残るし、子会社や系列会社も生き残れる…。
「私の宝物です」と、リー社長が取り出したのは「大木流経営術」。(サイン入り!)(あっちでもこっちでも、大人気!!)
大木会長に恩返しが出来る良い機会だから…と、リー社長は、大空引き受けの件を前向きに検討すると鷲津に約束する。
この売却話は、ホライズン本社も了承している事なのか?と確認するリー社長に、一瞬の間をおいて「もちろんです」と答える鷲津。

料亭の前。芝野らを見送った治は、自分の車に戻り、車中で待っていた人物に声を掛ける。
ホライズンの3倍は出すからうちに来て欲しい、と治。寝返り工作を受けているのは、鷲津の重要なスタッフの一人、村田丈志…。

ホライズン・ジャパンのオフィスでは、本社のクラリスとモニタ越しに会話しているアランが。
鷲津は今日NYと言い置いて出たのに、クラリスのほうは、鷲津が来るのは明後日と言う…。何ごとかを確信したらしいクラリスは改まった口調になる。「ちょうどいい、アラン。君に話しておきたいことがある」
真剣な面持ちでモニタを見つめ続けるアラン。

大空電機本社では、塚本や芝野が、役員達からTOBへの防衛策を講じていなかったことを責められている。
直後、マスコミからハイパーとの業務提携が既に決定しているかのような取材攻勢に会う塚本。大空側の返事が遅い事にしびれを切らした治がリークしたらしい。
提携の件を既成事実のようにされてしまったことで、追い詰められる社長・塚本。
彼は、大木亡きあとの大空を任されているという重圧に押しつぶされそうになっている。

治はさらに、オフ中の塚本をつかまえ、ホライズンがTOBに成功したら、真っ先に首を切られるのは現社長・塚本だろう…と心理的追い打ちをかける。その後には芝野が社長に据えられるだろう…とも。

ホライズンNY本社で、クラリスに経過報告をしている鷲津。
そろそろ本社に戻らないかと勧めるクラリスに、鷲津は微かな懸念を感じたような面持ち…。

役員会で、ハイパーとの提携を前向きに検討する、と公表する塚本。
新興企業ということで不安がる役員達を尻目に、塚本は、いつになく強引に事を運ぼうとする。
会議後、熟慮を勧める芝野に対し、組織からはみ出した人間に自分の気持ちがわかるのか、と言い放つ。4万人の従業員を背負うプレッシャーが、わかるのか…と。

ハイパー治は記者会見を開き、大空電機のホワイトナイトになることを正式に表明、買付価格1,470円でTOBに踏み切る。
アランからの報告に、ホライズンは1,570円で応戦すると即断する鷲津。様子を見た方が…というアランの進言を退け、TOBでの勝利にこだわる。

記者会見後、由香に、自分を『プライム11』に出演させるよう頼む治。
その番組を、社長室で仕事の傍ら見ている鷲津。(由香の番組は必ず見てるらしい??)

話の流れで、ハイパーが大空電機を欲する理由は、ホライズンと同じなのでは?とメインキャスターに、突っ込まれた治は、唐突に「私は、人を殺したりしません」と語りはじめる。彼は、鷲津に旅館を取られたショックで父が死んだ事を公表、あろうことか、由香の父が自殺した原因も鷲津だと暴露する。
今回の買収で、大木に助けられた三島製作所が再び鷲津の餌食になる…とまで言い、自分の立場こそ正しいものだと強調する治。

番組後、なりふり構わない治のやり方を怒る由香。「なんであんなこと言ったの?私の話は関係ないでしょ!」と言いつのる由香に、本当に関係ないのか、と言い返す治。「あんた、いつも質問ばっかりしてるけど、自分の胸に問いかけたことあんの?」(このセリフで、由香が『質問魔』であることに気付きました…)(職業柄でもあるのでしょうが)

治の暴露のせいで、ホライズンのオフィスには鷲津を非難する声が殺到。果ては銃弾まで送りつけられる。
それよりも、村田の姿が見えない事を気にする鷲津。目を伏せるスタッフ達。

大空の社長室では、芝野が、TOB価格がどんどん上昇して行く懸念を塚本に伝えている。治が果たして、それだけの額を本当に出せるのか、という不安を口にする芝野。急成長のウラで、治は相当危ない事もやっているらしい。裏社会との付き合いも噂されている…。
今の状況、大木会長が望んでいた事なのか…と問いかける芝野だが、塚本は聞く耳を持たない。

ハイパーの社長室に、単身乗り込む鷲津。銃弾をデスクに叩き付け、治こそが祭り上げられている存在になっているのではないかと指摘する。
社長室の外で鷲津は、治サイドに寝返った村田に会う。今の鷲津について行けなくなったと言う村田。
無言で去る鷲津の背に、村田は「そんなに必死になって(危ない橋を渡ってまで?)、何を追い求めているんですか」と問いかける。
無言のまま、ハイパーを立ち去る鷲津…。

社長室の鷲津。モニタ越しに本社のクラリスから叱責されている。
過熱するTOB合戦に激怒するクラリスから、大空電機自体はハイパーに譲って、レンズ部門のみの売却交渉に入るよう命令される鷲津。
本社命令のレンダント社ではなく、テクスン社への売却予定を知ったアランからの非難も、強圧的な態度で鷲津は退ける。不穏な雰囲気が漂うオフィス。

テクスン社・リー社長と会うため、別荘へ向かう鷲津と中延。
ホライズンの社長室で、アランがその事を『英語で』電話報告している。携帯を切り、社長のイスに座ってみるアラン。

別荘でリー社長を待つ鷲津。しかし、リー社長からキャンセルの連絡があった事を、中延から知らされる。
どうやら、クラリスの手が回っているらしい…。

治の元へ、本当に資金が出せるのかどうか確認に行く芝野。
そして、お父さんの弔い合戦ならやめたほうがいい…と、治に忠告する。当然、聞く耳など持たない治。
彼は毎日にようにTV出演をして、鷲津の非難を続けている。

局の一角(たぶん)で、自問自答している由香。(治に言われたので、自分の胸に聞いてるらしい)
父の葬儀の日、泣いて土下座する鷲津の姿。その5年後に再会してからこれまでの、鷲津と関わった何度かの場面…。

夜、会合がキャンセルとなったあとも、別荘に一人居残っている鷲津。
暗い中、明かりもつけずソファに座り、物思いにふけっている。携帯が着信を告げ、留守電ごしに、由香の声が流れ始める。
連日の治のTV出演に、黙ったままでいいのか、ハゲタカと呼ばれたまま終わっていいのか…と言いつのり、自分の番組に出演(治と対談)するよう呼びかける由香。最後まで電話は取らず、聞くだけの鷲津。
「どうか、カメラの前で真実を話して下さい…」と由香。「私は、あなたを信じています」

以前、大木会長がふらりと訪れた時のような雰囲気で、夜の工場に現れる芝野。
あの時と同じように、一人残ってレンズを磨いている、特級技能士・加藤。
亡き会長の思いを確認するかのようにやってきた芝野に、加藤は「よろしくお願いしますよ…」と、信頼を滲ませる口調で大空電機の行く末を頼む。(真面目さん同士、通じるものがある雰囲気)

東洋TV、プライム11開始前。スタジオ入りする鷲津に、余裕の表情で挨拶をする治。
番組開始後ほどなく鷲津は、大空電機の従業員の数や、製品の詳細情報などを治に向かって矢継ぎ早に質問し、治が答えに窮する状況となる。
そんな治に鷲津は、何も知らずに大空電機の経営が出来るのかとたたみかけ、単に、『虚業』のネット事業者が、『実業』の大空を手に入れたいだけなのではないかとまで言ってのける。

鷲津の先制攻撃が効いたかと思いきや、治は、自分は単にホワイトナイトとして大空電機の力になりたいだけだと言い返す。「あなたの犠牲者をこれ以上出したくない」と治。「私だけで充分です」
ここでCM。

アランが携帯を手にスタジオの入り口に姿を現す。「クラリスです」
スタジオの外で、電話に出る鷲津。

もうすぐCM明けというのに、スタジオに戻らない鷲津を案じて、呼びに行こうとする由香。彼女がスタジオの外へ出たとたん見たのは、携帯を思い切り壁に投げ付ける鷲津の後ろ姿。「ふざけるな!」という怒号と共に、それでもスタジオに戻って来る鷲津。(律儀)

だがカメラが回り、キャスターに質問されても、答えるどころか、何事かに激しく動揺する様子を隠せない鷲津。そしてようやく、振り絞るような声で、「たった今…」と語り始める。
「たった今私は、NY本社から…ホライズン社を解雇されました」
そして後任がアランである事を示し、そのままスタジオから去って行く鷲津。
せせら笑う治。

アランが新社長を引き継ぎ、ホライズンはTOBの価格を変更しない事、結果、ハイパーがTOBを制したことなどを伝えるニュースを読む由香。原稿に添えた手が、細かく震えている…。

大空電機大会議室で、大空とハイパーの正式提携が発表される。塚本社長と握手を交わし、笑顔でフラッシュを浴びる治。

そして、2週間後。
インサイダー疑惑などの容疑で、地検特捜部の強制捜査を受けるハイパー本社。
あわてて資金回収を命じるMGS銀行の飯島。
あまりの事に放心状態の塚本。大暴落する大空株。

鷲津と連絡が取れないことから、ホライズンのオフィス前で、中延をつかまえる由香。彼女は、テクスン社絡みらしいという、鷲津の解雇理由を中延に尋ねる。
「鷲津さんがテクスンと接触を持ったのには理由があるんです」中延は、由香に向かって言う。「それは、あなたですよ…」
一連の経緯を、中延から聞かされているらしい、由香…。

別荘で、たくさんの資料を見ているうちに朝を迎えてしまったらしい風情の鷲津。メガネが置かれた資料には、大空電機再生計画書という文字が見える。
ふと窓の外を見る鷲津は、プールサイドを歩む人影に気付く。
大きなバッグをぶら下げてあたりを見回している、治の姿。

庭に出て、治に歩み寄る鷲津。
無言のままの鷲津に話し始める治。「ずっと、あんたの背中を追って来たけど…。オレも、あんたも、もうお終いだな…」
かつて西乃屋旅館で、親父のような、金(借金)に振り回される人生は嫌だと言っていた治。でも結局は金に振り回されただけかもしれない自分…。
おもむろに、バッグの中に詰められていた紙幣をばらまき始める治。何も言わずに見つめる鷲津。

何か、紙幣でないものが落ちた音。拾い上げた治の手には、拳銃が。
薄笑いを浮かべ、鷲津に銃口を向ける治。
さして表情を動かさないまま、ややあって治に言う鷲津。「撃てよ…」

治の薄笑いが消える。視線を合わせたままの二人。
悲しみのようにも、諦観のようにも取れる、一瞬の表情を浮かべたのち、治は「くそっ!」と叫んで、己のこめかみに銃口を当てる。
それを止めようと、治に駆け寄る鷲津。
鳴り響く銃声。
茫然と鷲津を見る治。横ざまに倒れ行く、鷲津の身体…。

(第5回 終)

         ☆   ★   ☆

まず一言。
「鷲津さんを裏切るような子は、アランじゃありません!!」(by 原作アラン好き人間の叫び)


この期に及んで気付いたことは、このドラマには、余計なナレーションが一切無いこと!
俳優さんの細かな表情の動きなど、映像のみで語るシーン、多し!!という事でござりまする。

で、思いましたのは、私めが付けるへっぽこ注釈、まるで『副音声』みたい…という事でござりまする。
(たまに、『このドラマ、やたらナレーション多いな~~』と思ってよく見ると、いつの間にか副音声モードになっていることが)(気付かずに、リモコンが押されてるんですな)

そして、私めにとっての最大の謎は、『倒産後の三島製作所を助けた大木会長が、どうして三島の自殺前には助けてあげなかったんだろう』…という事。
大木会長が『200万円』を三島に融通してあげていれば、万事丸く収まったはず…。
(大空電機が赤字『800億円』抱えてても、泰然としちゃってる人だったんだし)


☆↓本放映リアルタイム感想日記です。(2007年03月17日)

「ホワイトナイト」
先週までの展開が『牧歌的』だった…と思わせるくらいの、急転直下、怒濤の大展開!!
バルクセールで債券を買い叩いてたり、サドンデスな入札合戦をしていた頃の鷲津さんが懐かしゅうござりまする…。

株主総会を、文太会長の『千の風に…』手紙で感動のケムに巻かれ、不利ぎみになってしまったホライズン陣営、TOB(敵対的買収という奴ですな)を決意。
総会会場をあとにする鷲津の前にあらわれたのは、かつて旅館を取り上げ死に追いやってしまった西野の息子・治。
IT企業『ハイパークリエーション』のトップに登りつめていた彼の目的は、鷲津との全面対決…。

ホライズンのTOBに対し、『ホワイトナイト』として名乗りをあげる治。
バックには、何度か鷲津に煮え湯を飲まされているMGS銀行副頭取・飯島が。

治は、由香がキャスターを務めるニュース番組に出演。鷲津に旅館を取られたせいで父が死んだ事のみならず、由香の父も鷲津によって死に追いやられていた事まで暴露。
当然のごとく、世間の評判を一気に落としてしまう鷲津。(元々、悪評のほうが多かったと思われますが)

しかも、由香の工場を救うため、本社の意向に逆らって探した大空電機の売却先に、気付いた本社から手を回されてしまい、それまでの苦労が白紙に。
トドメは、鷲津のために…と由香が計画した治とのTV対談の真っ最中に言い渡された、本社からの解雇通告。

鷲津さん、いつ解雇されるのかな~~と思うてはおりましたが、こんな残酷な形で…とは、想像しておりませなんだ。
オンエア中でありながら、激しい動揺が隠せなかった鷲津さんがもう、可愛いやら可哀想やら…。

一方、楽勝したかに見えたハイパー治、大空電機との正式な資本提携後、あっさりとインサイダー疑惑で『地検さんいらっしゃい』状態。(明智光秀並みの早転落)

別荘で落魄気分満喫中の鷲津に元にやって来た治。
「あんたの背中を追って来たけど…」と、ある意味、愛の告白に聞こえなくもない言葉を鷲津に投げる治…。
(そう、まだ『旅館の跡取り息子』だった頃の治に眠る経営の才を、一番最初に見抜いたのは鷲津さんなのです♪)

自分を振り回すことになった金(万札)をばらまいた挙げ句、鷲津に向ける銃口。
そこでまた、「撃てよ…」なんて変な誘いを掛けちゃう鷲津。
(そもそも、鷲津さんと心中♪しようと思って来たのか、治~~)

でも、かつてはお祖父さんの介護に熱心だったような心優しい治に人が撃てる訳もなく、その銃口は己の頭に。
これまた、実は人一倍情にあつい鷲津、慌てて止めようとして、自分が銃弾を浴びてしまう…。


……って、感動のあまりレヴューもどきを書いてしまいました~~。

あ…。殿方同志の熱い終盤に気を取られ、『由香、鷲津さんにフォーリンラブかも?』展開を忘れておりました…。
鷲津の解雇後、彼の腹心だった中延から、鷲津が、由香の工場を守ろうとして解雇されたのだと教えられた彼女が、どういう心境にまで至ったのか、早く知りたいところでござりまする。

銀行員時代、三島製作所で何度か見かけたであろう女子高生の由香を、鷲津さんが『ハート♪』な想いで見守っていて、そこからの『長きに渡る恋』かも知れない…などと、想像するのも楽しゅうござりましたり♪(でも、その子からの『人殺し!』呼ばわりは、残酷過ぎですな…)

とにもかくにも、次回が最終回~~~。
早く観たいやら、終わって欲しくないやらで、ココロ千々に乱れる一週間になりそうです…。


第6回『新しきバイアウト』(最終回)へ続きます。



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